【オススメ本が無料プレゼント】セルフイメージが全て

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不登校カウンセラーで、現役塾講師の前田です。

「突然、学校に行きたくないなんて…
これまで良い子だったのに一体どうしちゃったの?」

お子さんがいきなり不登校や登校拒否になってしまったら
お父さん、お母さんなら誰でも驚いてしまうはずです。

そこで、まずはお子さんの頭の中で何が起こっているのか、
心理学、脳科学の観点からご説明しましょう。

それが「反応モデル」という概念です。

実は、この反応モデルというブログラムが
ありとあらゆる人間のDNAに組み込まれています。

お子さんだけでなく、あなたも、もちろん私にも
この反応モデルが組み込まれています。

誰もこのプログラムから逃げられません。

ですから、まずはこの反応モデルを知っておいてほしいのです。

 

まず、人間は、自分自身に対して
様々なセルフイメージ(自分は●●だという思い込み)を抱いています。

一人の人間でも、
場面場面で色々なセルフイメージを持っています。

私の例で言えば、

英語に関するセルフイメージは
「私は英語が得意だ」というセルフイメージを持っています。

だからこそ、実際に英語を学習塾で教えています。

ところが、水泳については
「私は金槌で、水泳は不得意だ」
というセルフイメージを持っています。

平泳ぎはかろうじて泳げますが
クロールでは25メートルも泳げません。

息継ぎが苦手なので必ず一度は足をついてしまうのです。

実は、もう15年以上プールに行ってません。

以上のように

ある条件において自分は●●だ

という、ある種の思い込みを
誰しも持っているのです。

お母さんだって、
私は納豆がキライな人間、とか
私は買い物が好きな人間、といった
セルフイメージをお持ちのはずです。

お父さんだって、
俺はギターは得意な人間だ、とか
俺は英語は苦手な人間だ、といった
セルフイメージを持っているはずです。

実は、このセルフイメージが
人間のありとあらゆる認識に影響を及ぼします。

子どもの不登校と何の関係もないんじゃない?

という声が聞こえてきましたが
最後に一気にリンクしますので、
もう少し話を聞いてくださいね。

そして、自分自身のセルフイメージが
何らかの刺激を受ける事で自動的に感情を発生させます。

さらに、感情の後に思考が起こります。

思考が起こると、行動が起こり、
行動すると、何らかの結果が発生します。

そして、その結果がセルフイメージにフィードバックされ
セルフイメージの強化(又は変化)が起こります。

自分自身のセルフイメージが
感情、思考、行動にまで全て影響しているのです。

さらに次の刺激が起こると…という流れで
人間は自我を形成していくわけです。

つまり、セルフイメージの集合体が
私達個人個人の人格や性格を形作ります。

これは大人でも子どもでも変わりません。

人間であればみんな同じです。

すれ違った美女が笑ったら…

少し卑近な例で考えてみましょう。

若い男性が街中を歩いていると向こうから美女が歩いてきました。

そして、すれ違う瞬間にその美女が彼を見て
クスッと笑ったとしましょう。

美女の微笑みが男性にとっての刺激に当たります。

この瞬間、男性がどんな気持ちや感情を抱くか?

それは彼のセルフイメージによるのです。

「自分はモテない男だ」

というセルフイメージを持っていれば
恥ずかしいという感情が沸き起こるかもしれません。

さらに、こんな思考が始まります。

(あっ!今、笑われた…。

きっと俺の顔を見て笑ったんだな。

そういえば前髪もどんどん後退して
情けない頭になってきたもんなー。

女性はハゲてる男なんてやっぱり嫌だろうなぁ。

来週末のコンパもやっぱり止めておこう。

これ以上笑われたくないからな…)

結果、彼はコンパに誘ってくれた友人に
断りの電話を入れる、という行動を起こします。

すると、どうですか?

結局、出会いがないのでやっぱり恋人はできずじまい。

モテない状況が継続します。

その状況を

(ほら、やっぱり俺はモテないんだ!)

と男性は受け止めるので
モテないというセルフイメージを
さらに強化させてしまうのです。

一方、彼が「俺はモテる男だ」という
セルフイメージを持っていたらどうでしょうか?

街中を歩いていると
向こうから歩いてきた美女がすれ違う瞬間に
彼を見てクスッと笑った。

ここまでは全く同じですから、刺激に変化はありません。

しかし、モテるというセルフイメージがあれば
この瞬間男性はどんな感情や気持ちになるか?

(おぉ、あんな美人が俺を見て微笑んだぞ。
そうか、彼女は俺に気があるのかもしれない…)

とワクワクして嬉しい感情になるでしょう。

(今なら少しは時間があるし、
もしかしたらうまくいくかも。
よし!声掛けてみるか。)

と考えるかもしれません。

実際に声をかけてみたとしましょう。

このナンパがうまくいけば

(やっぱり俺はモテる男だ!)

と彼は自分のセルフイメージを強化しますよね。

仮にうまくいかなくても、

(まぁ、そんな日もあるだろう。
彼女の都合が悪かったのかもしれない。

でも、あの場面でチャレンジできた俺って
やっぱり度胸あるよな。だからモテるのか…)

とこれまた一人で勝手に
自らのセルフイメージを強化させるのです。

卑近な例を失礼致しました。

尚、念のために申しておきますが
この若い男は決して私ではありません。笑

以上のように、

モテる男はモテるというセルフイメージを
モテない男はモテないというセルフイメージを
自らどんどん強化してしまう。

これが「反応モデル」です。

我々のDNAに含まれるプログラムですから
どちらが良いとも悪いとも言えません。

ただこの反応モデルが
我々の日々の気分や機嫌、
人格形成に至るまで影響を及ぼします。

実は、不登校のお子さんもモテない男と同じループに…

ここで考えてほしいのは、
あなたのお子さんのセルフイメージです。

「自分は何をやってもダメな人間だ。

だから、不登校なんだ。

だから、こんな自分には誰も手を貸してくれない」

こんなセルフイメージを持ったままでは
どんな事実(刺激)も
そのセルフイメージ通りに解釈してしまいます。

「お友達もちゃんと通っているんだから、
あなたも学校に行きなさい」

とお母さんが言ったとしましょう。

お母さんは、

勉強に遅れないように、
友達が減らないように、
後で苦労しないように、

色々と心配して訴えたはずです。

お母さんは、手を貸そうと思っているはずです。

しかし、お子さんが

「自分は、誰も手を貸してくれない
価値のない人間だ」

というセルフイメージを持っていると
その事実をどう解釈するか?

(うわー、ババア、うぜー。

人のため、お前のため、とか言いながら
自分の都合を押し付けてきやがる。

実は、近所の奥さん連中(ママ友)から
陰口を言われたくないだけだろーが。

結局、世間体のために
自分を支配しようとしてやがるんだ。

ぜっーーーーたいに学校なんて言ってやるか。

もうこれ以上お前の思い通りになんか
なってたまるか!)

と思っているわけなんです。

実感、こもっているでしょ?笑

私が自室にひきこもって
親から似たような事を言われた時には
実際にこう思ってましたからね。

今は、親なりに心配してくれたのだと
痛いほどよくわかりますが。

つまり、セルフイメージとは
世の中の全ての刺激を解釈するフィルター
です。

そのフィルターが赤いと全てが赤く見えます。

そのフィルターが黒いと何も見えません。

ここまで話を聞いてくれたお母さんなら
もうわかりますよね?

そうです、

お子さんを不登校から救い出すには
お子さんのセルフイメージを変える必要があります。

「自分はダメな人間で、どうしようもない」

というセルフイメージを

「自分は可能性のある人間だ、
ちょっとつまづいたかもしれないが
この経験は将来必ず自分の糧になる」

と変えてあげる必要があります。

「自分には、自分勝手で、
どうしようもない親しかいない」

というセルフイメージを

「自分には、自分の事を
ここまで愛してくれる、最高の親がいる」

というセルフイメージへと
変えてあげる必要があります。

そのセルフイメージを書き換えるまでは
あなたがどんなに良いアドバイスをしても
どんなにご機嫌を取っても
全て悪い方へ解釈されてしまいます。

子どもも苦しいですが、親も苦しいです。

でも、これを乗り越えないと
お子さんの再登校はありえません。

ここはグッと歯を食いしばって頑張りましょう。

といっても、
正しい方法で実践すれば
平均で90日で再登校へ導けます。

1年以上必要になるのは、
DVやネグレクト、育児放棄など
子どものトラウマになる事情が
過去にあったケースです。

まずはお子さんのセルフイメージをどうすれば高められるか?

これを考えるところから始めてみましょう。

◆追記:2016年11月1日

悲しいです。。。

実は、セルフイメージの事が
一瞬で理解できるオススメ本があります。

「自分を不幸にしない13の習慣」(小川忠洋著)

という本です。

しかし、既に絶版の本でしたので
私自身も中古本を通常価格の倍の値段で買いました。

ところが、、、

なんと著者の小川さんが改訂して
自らの手で再販してくれています。

しかも、今だけ無料プレゼント中(送料だけ負担すれば良い)との事。

嬉しいような、悲しいような、
なんとも言えない気持ちです。

送料だけ負担する必要がありますが
今のうちにもらっておいて下さい。
↓ ↓ ↓
「自分を不幸にしない13の習慣」(小川忠洋著)

-不登校・登校拒否・引きこもり解決法
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